業務内容
1.三屋シャーリングを簡単に言うと
三屋シャーリングは、コイルセンターですが、実需向け(需要家向け)が95%以上を占める委託加工主体の鋼板切断の会社です。
→需要家のニーズへの対応を評価していただいていると思われます。
2.切断加工設備について
切断設備としては、レベラー(3台)スケヤシャー(5台)シートスリッター(3台)です。
3.加工品種
加工品種は、酸洗、冷延、表面処理鋼板、プレコート鋼板(カラー、塩ビ)、ステンレス、アルミ板(アルミ縞板を含む)、銅板です。
品種ごとの切断加工範囲は、次のとおりです。
冷延/酸洗/塗油月表面処理鋼板
- 0.2mm~2.3mm厚のレベラーカット(幅450mm~1370mm、長さ300mm~3300mm)
- 0.2mm~2.3mmまでの2次切断(幅50mm~1250mm 長さ50mm~2000mm)
- 2.3mm~6mm厚までの2次切断(幅50mm~1000mm 長さ50mm~1219mm)
ステンレス/カラー鋼板/塗油なし表面処理鋼板
- 0.2mm~1.6mm厚までのレベラーカット(幅400mm~1270mm、長さ200mm~4000mm)
- 0.2mm~2.3mm厚までの2次切断(幅50mm~1250mm 長さ50mm~2000mm)
アルミ板
- 0.2mm~3.0mm厚までのレベラーカット(幅400mm~1270mm、長さ200mm~4000mm)
- 0.2mm~3.0mm厚までの2次切断(幅50mm~1000mm、長さ200mm~2000mm)
銅板
- 0.2mm~1.6mm厚までのレベラーカット(幅350~1219mm、長さ200mm~2000mm)
- 0.2mm~3.0mm厚までの2次切断(幅50mm~1000mm、長さ200mm~2000mm)
→銅版については加工条件が非常に難しいため、都度ご相談させてください。
4.ニーズへの対応
当社は、需要家のニーズに応えるために、主に以下のような事をしています。
- 受注管理
コンピューターデータとして、品種、加工仕様、サイズ、納期、数量を一括管理。
一度御依頼いただいたものは、出荷後も、品種、加工仕様及びサイズをデータとして残し、次回出荷時に、再利用することで、入力の手間を省くとともに、間違いを防いでいます。(特殊な加工仕様も確実にリピートしていけます。) - 納期/在庫管理
母材ごとに個別No.を発番し、そのNo.をキーにして、加工報告、出荷報告を行うため、材量のトレ-サビリティーが取れます。
加工現場では、加工ごとに加工報告を行い、出荷もバーコード管理にて行っているため、在庫状況/加工進捗がリアルタイムでわかります。
→需要家からの、納期変更、数量変更、急な加工依頼等の可否が、即座に判断できます。また、在庫に狂いが生じません。 - 切断精度
ニーズに合わせるべく、通常の切断寸法精度として、±0.3㎜を実現しています。
プレコート、ステンレス、アルミ板については、若干生産効率を落とすことが必要ですが、一部±0.2㎜の切断加工もお受けしてます。 - 外観検査
必要に応じて、外観検査を行いますが、カラー鋼板等については、全数検査を行っています。加工作業のなかでは、判断できないような厳しい外観基準については、別途、一枚一枚静止選別を行っています。
5.当社の特色と需要家の評価
くりかえし御依頼いただく過程で、また、需要家のご担当者と打ち合わせを繰り返しながら、そのニーズに対応することで、競合他社が参入しにくくなっている需要家が多数あります。また、鉄製スキット(通い)を多用することにより、小ロットの梱包コストを低減してます。